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小川駅 (東京都)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小川駅
東口(2020年8月11日)
おがわ
Ogawa
地図
所在地 東京都小平市小川東町一丁目20-1
北緯35度44分15秒 東経139度27分48.7秒 / 北緯35.73750度 東経139.463528度 / 35.73750; 139.463528 (小川駅)座標: 北緯35度44分15秒 東経139度27分48.7秒 / 北緯35.73750度 東経139.463528度 / 35.73750; 139.463528 (小川駅)
所属事業者 西武鉄道
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
[西武 1]25,763人/日
-2023年-
開業年月日 1894年明治27年)12月21日
乗入路線 2 路線
所属路線 国分寺線
駅番号 SK04
キロ程 5.1 km(国分寺起点)
SK03 鷹の台 (1.5 km)
(2.7 km) 東村山 SK05
所属路線 拝島線
駅番号 SS31
キロ程 2.7 km(小平起点)
西武新宿から25.3 km
SS30 萩山 (1.6 km)
(3.0 km) 東大和市 SS32
テンプレートを表示
西口(2020年8月11日)
西口(2020年8月11日)
ホーム(2008年3月4日)
ホーム(2008年3月4日)
小川駅構内配線。拝島方の踏切構内より撮影(2020年8月11日)
小川駅構内配線。拝島方の踏切構内より撮影(2020年8月11日)

小川駅(おがわえき)は、東京都小平市小川東町一丁目にある、西武鉄道である。国分寺駅東村山駅と並び西武最古の駅の一つでもある。

国分寺線拝島線が乗り入れている。駅番号は両路線個別で与えられ、国分寺線はSK04、拝島線はSS31となる。

小川駅管区として、恋ヶ窪駅鷹の台駅、小川駅 – 拝島駅間の各駅を管理している。

年表

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駅構造

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島式ホーム2面4線の地上駅橋上駅舎。国分寺線と拝島線の列車を相互に同一ホーム上で乗り継ぐことができ、非常に便利な構造となっている。ホームは拝島線の長編成化のために1988年昭和63年)に改築されており、その際に橋上駅舎も改修されている。

また、4番ホーム脇には側線が1本あり、一部の回送列車の待避や譲渡車両の方向転換時に東村山方面に折り返すのに入線することがある。

当初は現在の国分寺線の駅として開業したが、後に現在の拝島線も乗り入れるようになった。この経緯により、拝島線の列車は発車時に渡り線を通過する。

小平・西武新宿方面へ向かう場合、拝島線の列車を待たず国分寺線の列車に乗り、東村山駅で乗り継いだ方が先着することがある。その際も同一ホーム上で列車を選択することが可能である。

改札口は2階部分にある。エレベーターブリヂストンなどの協力を得て、西武鉄道の駅の中でも比較的早くに整備された。当駅周辺に福祉施設や病院が多い事などが考慮されたと思われる。また、エレベーター専用の改札口も設置されている。

トイレ改札外にしかなく、男性用・女性用は2階(改札を出て正面)に、だれでもトイレは西口1階(エレベーター前)にある。

のりば

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ホーム 路線 方向 行先
1 SS 拝島線 上り 萩山小平西武新宿方面
2 SK 国分寺線 下り 東村山方面
3 上り 国分寺方面
4 SS 拝島線 下り 拝島方面

利用状況

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  • 西武鉄道 - 2023年度の1日平均乗降人員は25,763人である[西武 1]
    西武鉄道全92駅中36位。

近年の1日平均乗降人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降人員[* 1][* 2]
年度 1日平均
乗降人員
増加率
1997年(平成09年) 26,000
1998年(平成10年) 25,911 -0.3%
1999年(平成11年) 26,069 0.6%
2000年(平成12年) 26,271 0.8%
2001年(平成13年) 26,446 0.7%
2002年(平成14年) 26,194 -1.0%
2003年(平成15年) 26,398 0.8%
2004年(平成16年) 26,832 1.6%
2005年(平成17年) 26,950 0.4%
2006年(平成18年) 27,036 0.3%
2007年(平成19年) 27,812 2.9%
2008年(平成20年) 28,598 2.8%
2009年(平成21年) 28,614 0.1%
2010年(平成22年) 28,377 -0.9%
2011年(平成23年) 28,300 -0.3%
2012年(平成24年) 28,550 0.9%
2013年(平成25年) 29,124 2.0%
2014年(平成26年) 28,427 -2.4%
2015年(平成27年) 28,676 0.9%
2016年(平成28年) 29,007 1.2%
2017年(平成29年) 29,615 2.1%
2018年(平成30年) 30,215 2.0%
2019年(令和元年) 29,859 -1.2%
2020年(令和02年) [西武 2]21,015 -29.6%
2021年(令和03年) [西武 3]22,507 7.1%
2022年(令和04年) [西武 4]24,248 7.8%
2023年(令和05年) [西武 1]25,763 6.2%

近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗車人員[* 3]
年度 国分寺線 拝島線 出典
1992年(平成04年) 7,532 5,608 [東京都統計 1]
1993年(平成05年) 7,553 5,677 [東京都統計 2]
1994年(平成06年) 7,745 5,384 [東京都統計 3]
1995年(平成07年) 7,639 5,311 [東京都統計 4]
1996年(平成08年) 7,666 5,345 [東京都統計 5]
1997年(平成09年) 7,773 5,438 [東京都統計 6]
1998年(平成10年) 7,721 5,436 [東京都統計 7]
1999年(平成11年) 7,691 5,519 [東京都統計 8]
2000年(平成12年) 7,608 5,690 [東京都統計 9]
2001年(平成13年) 7,501 5,841 [東京都統計 10]
2002年(平成14年) 7,416 5,795 [東京都統計 11]
2003年(平成15年) 7,492 5,907 [東京都統計 12]
2004年(平成16年) 7,647 6,014 [東京都統計 13]
2005年(平成17年) 7,721 6,077 [東京都統計 14]
2006年(平成18年) 7,551 6,181 [東京都統計 15]
2007年(平成19年) 7,473 6,549 [東京都統計 16]
2008年(平成20年) 7,545 6,866 [東京都統計 17]
2009年(平成21年) 7,551 6,866 [東京都統計 18]
2010年(平成22年) 7,332 6,915 [東京都統計 19]
2011年(平成23年) 7,240 6,945 [東京都統計 20]
2012年(平成24年) 7,299 7,033 [東京都統計 21]
2013年(平成25年) 7,458 7,192 [東京都統計 22]
2014年(平成26年) 7,142 7,156 [東京都統計 23]
2015年(平成27年) 7,142 7,334 [東京都統計 24]
2016年(平成28年) 7,121 7,474 [東京都統計 25]
2017年(平成29年) 7,252 7,652 [東京都統計 26]
2018年(平成30年) 7,392 7,811 [東京都統計 27]
2019年(令和元年) 7,194 7,833 [東京都統計 28]
貨物取扱量
年度 発送貨物(トン) 到着貨物(トン)
1958年 1,829 6,613
1959年 1,931 12,141
1960年 9,605 34,745
1961年 16,515 48,399
1962年 26,407 52,328
1963年 31,749 57,692
1964年 28,542 63,856
1965年 17,710 55,078
1966年 20,195 61,383
1967年 70,527 31,997
1968年 29,392
1969年
1970年 26,337 83,210
1971年 17,241 71,553
1972年 13,620 53,770
1973年 12,679 59,217
1974年 15,445 48,776
1975年 20,667 40,741
1976年 15,147 45,341
1977年 5,530 34,070
1978年 3,571 14,142
1979年 2,352 16,358
1980年 1,750 15,088
1981年
  • 東京都統計年鑑各年度版

駅周辺

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東口

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  • 東京都道17号所沢府中線(府中街道)-かつて、拝島線と交差していた萩山第3踏切は2012年(平成24年)に高架化工事完了に伴い廃止。
  • ブリヂストン東京工場 - 戦時中に建設された陸軍兵器補給廠小平分廠として当駅より引き込み線が敷設されていた。その後跡地にブリヂストンタイヤ(当時)が東京工場を建設し1960年(昭和35年)に操業を開始。引き込み線 (1.0 km)[4]はそのまま利用され、タイヤの搬出や原料であるカーボンブラックを運ぶ専用貨車ホキ6900形の姿が見られた[5]。のち鉄道貨物は廃止され引き込み線を延伸して現在の拝島線とされている。
  • 小平市立小平第六小学校
  • 小平市立小平第二中学校
  • JR東日本武蔵野線 新小平駅 ‐ 南東約1 km。当駅から歩くと20分程度。
  • トレジャーファクトリー小平店
  • ドン・キホーテ小平店
  • マミーマート小平小川店
  • AOKI小平店
  • マクドナルド小平小川店
  • ブリヂストン小平体育文化センター

西口

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バス路線

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駅前に乗り入れるバス路線はない。かつては西武バス久米川駅 - 小平車庫 - 立川駅線(初代・立33系統)や銀河鉄道の新小平駅と明法中学・高等学校を結ぶ路線が乗り入れていた。

コミュニティタクシー

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駅西口より徒歩2 - 3分の中華料理屋向かいに、乗車場所がある。

その他

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  • 国分寺線の発車標は、他の西武鉄道の駅には見られない「かけこみ乗車はおやめ下さい」といった注意表示もなされている。
  • 小川駅周辺は住宅街密集地であり、その老朽化が進んでいることで、個々人が新たに住居を建て替えるのではなく、防災面(消防車・救急車の車道確保など)の観点から、西口地区第1種市街地再開発事業を計画し[7]旭化成不動産レジデンスが中心となって、駅西口に27階建てタワーマンション(うち3階までは商業施設)を建設し、駅前広場や賑わい広場の整備を進めている。2026年完成予定[8]

隣の駅

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西武鉄道
SK 国分寺線
各駅停車
鷹の台駅 (SK03) - 小川駅 (SK04) - 東村山駅 (SK05)
SS 拝島線
拝島ライナー(上りは乗車専用)・急行・準急・各駅停車(いずれも拝島線内は各駅に停車)
萩山駅 (SS30) - 小川駅 (SS31) - 東大和市駅 (SS32)

脚注

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出典

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  1. ^ 『写真で見る西武鉄道100年』(ネコ・パブリッシング)117ページ
  2. ^ 『写真で見る西武鉄道100年』(ネコ・パブリッシング)237ページ
  3. ^ 自転車駐車場の閉鎖と仮設自転車駐車場開設のお知らせ”. 2023年7月9日閲覧。
  4. ^ 「昭和50年版専用線一覧表」『トワイライトゾーンMANUAL 2』 ネコ・パブリッシング、1993年
  5. ^ 渡辺一策『追憶・西関東の鉄道貨物輸送』物流博物館、2014年、24頁
  6. ^ ぶるべー号栄町ルート「小川駅入口停留所」への道案内”. 小平市 (2014年9月11日). 2017年6月1日閲覧。
  7. ^ 「東京最古の私鉄駅」が大変貌!? 駅直結の「地上27階建て」再開発高層ビルがついに着工(乗り物ニュース)
  8. ^ 小平市初の商業・公共施設を含む複合型再開発 地下1階地上27階建て再開発ビル着工旭化成ホームズ
私鉄の統計データ
  1. ^ 統計書 - 小平市
  2. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  3. ^ 東京都統計年鑑
東京都統計年鑑
西武鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 駅別乗降人員(2023年度1日平均)” (pdf). 西武鉄道. 2024年6月21日閲覧。
  2. ^ 駅別乗降人員(2020年度1日平均) - ウェイバックマシン(2021年9月23日アーカイブ分)、2022年8月20日閲覧
  3. ^ 駅別乗降人員(2021年度1日平均) - ウェイバックマシン(2022年7月8日アーカイブ分)、2022年8月20日閲覧
  4. ^ 駅別乗降人員(2022年度1日平均)” (pdf). 西武鉄道. 2023年7月30日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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